2017/08/01

7月21日一村一品特別セミナー開催 お礼の言葉を掲載しました

<お世話になった皆様へ>


「故平松守彦先生 追悼 一村一品特別セミナー」終了のお礼の言葉


今夏、夏休みの初日に当たる7月21日標記セミナーを開催いたしました。

たくさんの高校生等の参加を得て、成功裏に無事終了することができました。

ここに厚く御礼を申し上げます。また、このセミナーには、海外で永年に渡  

り一村一品運動の指導に当たられた専門家などの活動発表も、若い世代には、

驚きの事実を知る機会となり、大好評でした。物心両面からご支援いただきました

すべての皆様に心から感謝を申し上げます。 ありがとうございました。

大分で始まった一村一品運動を知らない世代は確かに増加しています。

しかし、この運動が始まったころの時代より  はるかに

多くの、地域の魅力を活かした安心安全な手作りの産品や、アイデア産品など

多種多様な物品・サービスが産まれています。そしてそこには、ものづくりに心血を注ぐ若者や

農村女性がいるので す。


「一村一品魂」は十分芽生えています。若い世代に、言わずもがなで確実に錆びることなく

継承され、もはや誰も止めることはできません。
 
一方、今や「一村一品(OVOP)」は世界の共通語となっています。平松先生が遺した

“ものも豊か心も豊かな”国づくり・地域づくりの「一村一品イズム(主義)」は、

世界でしっかり受けとめられています。これから世界は、かって経験したことのない

「超高齢社会」に突入します。地域にとっては、更に厳しい環境が予想されます。

そのためにも、何物にも縛られない「若い力と若い発想」による

「新たな英知の一村一品運動」が子に孫に何世代にもわたって、絶えることなく

受け継がれていかなければなりません。若い世代が堂々と胸を張って、高々と

「一村一品の旗」を 継ないでいくことを祈りながら、お礼の言葉といたします。
            
2017年7月
                  国際一村一品交流協会 理事長 内田 正