臼杵市観光協会FBにも案内がありますが、「夏目漱石と野上豊一郎・弥生子」の
特別展が東京新宿区の漱石山房記念館で17日まで開かれています。今年令和5年に
野上豊一郎生誕140年を迎えた記念の展覧会で、夫婦揃っての企画は珍しいのだそうです。
能楽の研究者として有名な豊一郎さんですが最も古い作品は明治32年・臼杵中学在学中
16歳の時に、中学世界という文芸本へ投稿した「戸次原の古戦場」です。
(大友・龍造寺・立花が登場)
弥生子さんの展示では明治40年22歳の時に執筆した「明暗」に対する夏目漱石からの
5メートルからなる批評文が公開されています。また展覧会図録では孫の長谷川三千子さんが
エッセイ「祖父のこと祖母のこと」を書かれています。 野上文学読書会に伺ったとこ、
もし野上弥生子の小説を読んでみたいと思われる方は、臼杵市教育委員会が刊行した
児童向け文学「心のやすらぎ」、小説「真知子」は読みやすいのでは?と
二冊の本の紹介をしてくださいました。
(※終了いたしました)
♪令和5年度特別展:夏目漱石と野上豊一郎・弥生子♪
開催 10月21日(土)~12月17日(日)
主催:新宿区立漱石山房記念館 共催:新宿区・新宿区教育委員会
後援:臼杵市観光協会 協力:フンドーキン醤油株式会社・小手川酒造
令和6年六月 紫陽花の美しい北鎌倉の東慶寺へ、野上家のお墓参りを
してきました。大分一村一品では弥生子さんに、郷里の先輩として数々
の助言をいただきました。こころより感謝申し上げます。
豊一郎さん押しで…このあと、牛込の漱石先生宅へ向かいましたが、
上撰でも臼杵小手川の「宗麟」をもってくればよかったかな、、
とも思いました。 またお友達の岩波さんにもご挨拶させていただき、
東慶寺をあとにしました。