2014/06/30
<報告>大分大学経済学部講演会
【世界に広がった一村一品運動】
平成26年 6月26日(木) 10:40 ~ 12:10
大分大学経済学部講演会 於202講義室
大分大学での講演会では経済学部の学生を中心におよそ200名近くが参加してくれた。
この若い世代にとっては、「一村一品運動」も産みの親である「平松 守彦」の名前ももはや歴史的存在??。
しかし、この運動が今、世界に広がっていることに、なぜ?の疑問・関心が多くの学生を、私の拙い講演に引き寄せたのだろう。
とにかく、問題意識を持つ彼らの目は生きていた。終わりまで熱心に聴いてくれた。
この運動のきっかけとなる1960年前後からの地方・農村の荒廃現象。
その時は、外部の要因つまり高度経済成長策の思わぬ「歪」が地域・農村に現われた。そこには地域・農村の若者や農村女性たちの必死の奮闘があった。
失ったものも決して小さくはないが、なによりも元気を取り戻せた。
しかし、怖いことに、そう遠からず、今度は地域の荒廃どころか、崩壊を招く強烈な波が、「つなみ」のように、やってくるとの報道があった。
若者が抜けた地域農村の超高齢化という内部に介在する問題だ。しかし、目を疑うことに「打つ手なし」の、ことさら大きな「見出し」に驚いた。
決して悲観的になってはいけない。心や脳をいっぱいに覆う絶望感にとらわれず、わずかでも希望や挑戦する勇気があれば、十分戦える。それが、人類を今日まで繋げてきた。
この講演に参加していただいた学生の中から、「第2の平松守彦」が出現すること強く願う。
<報告>京都比較法研修
投資環境法整備コースにての講義
京都京都比較法6月27日JICA関西国際センター
今日の投資環境法整備講座は高度成長戦略によるダイナミックな政策についての勉強。
一方、一村一品運動は、この政策の思わぬ落とし穴とも言える弱体化を招いた地域農村を
自発的な住民主体による対処療法的な実践活動。つまりダイナミックな国策と住民運動の
コラボレーションである。光と影を結ぶOVOPとは これからの発展を目指す国々にとっては、
またとない 有益な研修時間と考える。(内田 正)
<参加国>
Albania Colombia Egypt Indonesia Laos Mauritania Mongolia Nigeria Serbia Viet Nam
2014/06/23
<御礼>7月16日 ブータン王国一村一品講座 Trainees from Kingdom of Bhutan who are coming to Oita Prefecture
Trainees from Kingdom of Bhutan who are coming to Oita Prefecture.
སྐུ༌གཟུས༌བཟང༌པོས།! 7月16日 16:00~17:30 ブータン王国から15名の方が大分の一村一品を研修されました。
場所 大分市豊饒(ぶにょう)
大分県薬剤師会館 大分市大字豊饒字光屋441-1
◎ 今回10名の方が参加をされました。ありがとうございました。
2014/06/12
2014/06/05
<報告掲載> 5月の青森市
「青森の桜は今年5月のGWが見頃だったのですよ」と地域リーダーの北村さんはおっしゃった。
5月10日の土曜にも関わらず、県の方々や地域リーダーの皆さんが既に20名ほど会場に集まっていた。
私は自己紹介もそこそこに 兼ねてから提唱してきた第3の観光資源「人生の付加価値」
(ヒューマンツーリズム/人間関係を重視した体験参加型観光)について話をした。
地域の健康づくりも同時に目的としていることから、新鮮に感じていただけたと思う。
手作りで この青森のちに根づけば、と願うばかりである。
国際一村一品交流協会 内田 正
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